もともと研究開発の仕事を探していました。ただ、どっぷりと研究だけというのではなく、広い視野を持って仕事がしたかったので、様々なことに挑戦できそうな会社を希望していました。大成ファインケミカルは、開発の初期から製品の立ち上げまでの幅広い流れをある程度任せられ、取り組ませてくれる、そんなところに魅力を感じて入社を決めました。
実際に入社してみると、いい意味で “期待を裏切られる”ことがたくさんありました。まず、期待していた以上に自分の裁量で進められる範囲が広いこと。次に、社長や役員の人たちがフランクすぎること(笑)社内を歩いていて社長や役員と目が合うと、必ずと言って良いほど「あの報告書の件だけど…」、「あの件は最近どう?」と声をかけてくれます。入社して間もない頃は緊張しましたが、今ではすっかり慣れました。よく考えてみたら、社員のことをこんなに把握してくれているってすごいことかもしれません。ちなみに社内で人を呼ぶ時は、社長をはじめ誰でも肩書では呼ばず「さん付け」。社長自ら「さん付け運動」をされたと聞きました。
分散技術は、条件1つが変わるだけで性能が大きく変わります。あれこれと条件を変えて、そのうちの1つでも望んでいた性能が出たら、やった!と思います。これはかなり面白いです。 加えて、1つの製品に最初から最後まで関わり、開発初期から量産化までのすべてを見届けられるところは醍醐味だと思っています。また、営業と一緒にお客様のご要望を聞き、求められる性能に限りなく近づけていくプロセスも面白い。実際に製品になっていく、マーケットに近い仕事は興味深いですね。
入社1年目の終わり頃です。少し早すぎる?と普通は思いますよね。ところが、きちんと段階を踏んで進んでいけるプログラムがありまして、
・まずは資料をもらって簡単な口頭での説明を受ける。
・次に「これをやってみようか」と既に組まれているレシピを渡される。
・そして、「これとこれの検査機を使ってみて」と指示を受けて実行。
といったように、段階を踏んで進めていけるプログラムが組まれていて、私も先輩方の手をたくさん借りながら成功体験へと導いてもらいました。開発した製品が最終的に商品になるまでに2、3年かかりますが、自分が初めて担当した製品が完成した時は、最初は「ああ、無事に完成してよかった…」とホッとして、しばらくしてから「やった!」と達成感が湧き上がって来ました。
当社は化学物質を取り扱いますので、各取り扱う化学物質に対して使用時の危険性と健康有害性のリスクを見積り、リスクを低減させるための適切な取り扱い方を把握する必要があります。これは働く人の健康守る上で重要なことで、この物質を扱うときには適切な保護具(マスクや保護手袋など)を着用するとか、十分に換気された環境で扱う必要があるなど、見積結果をもとにリスク低減のための対策を検討します。技術グループではリスクアセスメントの結果を周知し、技術的指導と安全対策の提案を行います。
現在入社5年目ですが、これまでの経験値から、次の段階をイメージできるようになってきたと思います。お客様から「こういうことをやってみたい」と要望をいただいて、「それならこういうのはどうですか?」「こんなアイデアもありますよ!」と提案できた時は、成長したな!と実感します。
います!私がこの先輩すごいと思う人は、どんなに行き詰まっても決してあきらめないんです。そんな先輩の背中を見て、「自分もあきらめないでやり切ろう!」と心を引き締めています。
取りやすいと思いますね。家族や子供の発熱など、急でやむを得ない事情がある場合も、時間有休の取得として配慮してもらえます。仕事と育児を両立したい方にも、優しい会社だと思います。
部署関係なく、みんなで協力して製品を作り上げている会社です。みんなで面倒見てくれる社風もあります。安心して働けるので、一緒に頑張りましょう!