これについては、表と裏がありまして(笑)表向きは、1次面接の際に研究施設を見学させてくれたことです。研究職なので、できれば実験室や実験機器を見たいと思っていました。でも、ほかに就職活動した会社ではどこも見せてもらえず、当社だけがきちんと見学させてくれました。入社前に自分が実際に働く環境を具体的にイメージすることが出来たのはとても大きかったですね。そして裏の理由は、通勤しやすいこと。学生時代は満員電車で1時間以上かけて通っていたので、バスに座って30分で通える職住近接は魅力的でした。
技術畑って堅苦しい?というイメージがあったのですが、もうそれは全然ありませんでした。私はどちらかというと口数が少ない方ですが、気が付くと話しかけられていて、会話がないことがない(笑)「これってどういうことですか?」と聞いたら、もう周りからわらわらと集まってきて教えてくれるんですよね。
お客様の要望に応じて樹脂の物性を変えていく、という内容で、試作を重ねてサンプルを提供するのが現在の私の仕事です。私の父が塗装業に関わっているのですが、ペンキに関して液だれや塗布時の広がり方など、生の意見を聞けるのはとても参考になっています。
大学の専攻は分子生命化学で、樹脂や合成・分散の知識はありませんでした。入社後に新たに学ぶことが多く、知識的にはほぼゼロからのスタートでしたが、上司も先輩も「何でも聞いて」「何でも教える」という雰囲気に溢れていて。とにかく成長させてくれる会社だと思います。
自分が研究して試作したサンプルが工場で製品になり、お客様に届く。そしてお客様から評価が返ってくる。作ったら終わり、ではなく、市場の評価がわかるという点にやりがいを感じます。また、技術職も営業に同行し直接お客様の生の声を聞けることも、面白さややりがいに繋がっています。
当社は高付加価値製品へのシフトを目指していて、「モノではなくコトを売る」と上司や先輩から教えられています。社内ではミーティングやブレインストーミングが活発で、自分では思いつかないようなアイデアが次々と出てきて刺激を受けています。私も今まで以上に意見やアイデアを出せるように頑張っていきたいですね。
すごい人が大勢います。当社の扱う製品はとても種類が多いのですが、そのすべての製品名と品番を覚えている「歩く製品辞典」のような人とか、ビールを水のように飲む人とか(笑)、なかなか個性的な人が多いです。
今後のキャリアのことも考えて、特許関係の資格を取ろうと考えています。これまで法律関係に触れたことは一度もないので、四苦八苦するとは思いますが…。でもそれより前に、まだまだ半人前なので、仕事をきちんと覚えることが先決ですね(笑)。
居酒屋巡りです。日本酒が好きで、週末はだいたい巡っていますね。今週末は同期の集まりに誘われていたりします。