大成ファインケミカル株式会社

樹脂事業部

1BXシリーズバイオマスアクリルポリマー開発品

製品属性
  • 油性
  • 熱可塑
  • アクリルポリマー
  • バイオマス

特長

従来の石化アクリル製品と同等の相溶性、基材密着性を持つバイオマスアクリル樹脂ポリマーです。

  • 様々なプラスチック基材に対し優れた密着性を発揮します。
  • 良好な溶剤相溶性をもちます。
  • 塗膜のブロッキングを抑制します。

主な用途

  • フィルム用コーティング剤（包装材、建材、プラスチック）
  • 塗料

ポリマー物性

＊相溶性試験　評価基準： ◎＝均一に溶解　○＝一瞬白濁後、均一に溶解　△＝白濁　×＝分離
品名 1BX-001 1BX-002
弊社従来石油由来
アクリルポリマー
 試験条件
樹脂中の
バイオマス度[％]		 約32 約48 - 理論値
不揮発分[wt％] 40.0±1.0 40.0±1.0 40.0±1.0 150℃×2ｈ
粘度[mPa・s] 550±250 100±50 750±150 BM粘度計（25℃）
溶剤組成 EAc/IPA EAc/IPA EAc/IPA -
重量平均分子量 75,000±10,000 65,000±10,000 75,000±10,000 GPC測定法
ガラス転移温度[℃] 69.7 56.6 42.5 理論値
相溶性 IPA ◎ ○ ◎ 2倍希釈時外観
MEK ◎ ◎ ◎
酢酸ブチル ◎ ◎ ◎
ミネラル
スピリット		 ○ ○ ○

塗膜物性

＊
塗膜液調整条件：EAcで有効成分30wt％に希釈
製膜条件：膜厚=約5μm　乾燥=80℃×1min.　基板=PMMA
耐ブロッキング性　評価方法：PSフィルムに塗工後、塗布面に300g荷重をかけ50℃80%RH×24h保管後に手で引きはがし
耐ブロッキング性　評価基準：◎＝変化なし　○＝わずかに変化あり　×＝跡あり
密着性　評価基準：◎＝100/100　○＝99～80/100　○△＝79～50/100　△＝49～20/100　×＝19～0/100
品名 1BX-001 1BX-002
弊社従来石油由来
アクリルポリマー
 試験条件
塗膜中の
バイオマス度[％]		 約32 約48 - 理論値
鉛筆硬度 2B B 2B JISK5600準拠
(荷重750g)
耐ブロッキング性 ◎ ◎ ◎ 荷重300g
(50℃80％RH×24h)
密着性 易接着PET ◎ ◎ ◎ 碁盤目試験
PMMA ○ ◎ ○
ABS ◎ ○ ○
PC ◎ ◎ ○
易接着OPP ○△ ○ △
製品カタログ
■法規制について

法令を遵守し、弊社SDSをご参照の上、ご使用ください。

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