バイオマスアクリルポリオール

6BX

  • 油性
  • 二液硬化
  • 変性アクリルポリマー
  • バイオマス

従来の石化アクリル製品と同等の耐薬品性、基材密着性を持つバイオマスアクリルポリオールです。

製品特長

  • 硬化後の耐薬品性に優れます。
  • 様々なプラスチック基材に対し優れた密着性を発揮します。
  • 各種HDIプレポリマーと良好な相溶性をもちます。

主な用途

  • フィルム用コーティング剤（トップコート/プライマー）
  • プラスチック用塗料
  • その他各種塗料（包装材、建材、電材用等）

ラインナップ・物性表

ポリマー物性

品名 バイオマス度[wt%]※1 加熱残分[wt%] 粘度[mPa・s] 分子量[Mw](参考値) Tg(理論値)[℃] OH価(ワニス/理論値)[mgKOH/g]
6BX-002 約16 40.0±1.0 1,300±500 53,000±5,000 78.8 35
6BX-010 約48 40.0±1.0 210±70 70,000±10,000 56.5 44
アクリルポリオール※2 ー 40.0±1.0 600±300 40,000±10,000 50.0 44
品名 溶剤組成 HDIプレポリマー
相溶性
6BX-002 EAc ◎
6BX-010 EAc ◎
アクリルポリオール※2 EAc ◎△※3
  • ＊試験条件　加熱残分[wt%]：150℃/2h　粘度[mPa・s]：BM粘度計(25℃)　溶剤組成：EAc＝酢酸エチル　HDIプレポリマー相溶性試験：NCO/OH=1/1に調整し、EAcで有効成分30wt％に希釈
    使用HDIプレポリマー：24A-100 / TPA-100 / TSE-100 / A201H / D201 (全て旭化成㈱製)
  • ＊評価条件　相溶性試験：◎＝均一に溶解　○＝一瞬白濁後、均一に溶解　△＝白濁　×＝分離
  • ※1 樹脂中のバイオマス度(理論値)　※2 当社従来石油由来アクリルポリオール　※3 TSE-100に対してのみ△、他HDIプレポリマーに対しては◎
  • ※参考データであり、保証するものではありません。

密着性

品名 密着性
易接着PET PMMA ABS PC
6BX-002 ○ ○ ○△ ○
6BX-010 ○ ○△ ○△ ○
アクリルポリオール※2 ○△ △ △ △
  • ＊製膜条件　調整条件：バイオマスポリオール/硬化剤 NCO/OH=1/1に調整し、EAcで有効成分30wt％に希釈　硬化剤：TPA-100　触媒：U-600(80ppm)
    膜厚：約5μm　乾燥：80℃×1min.　硬化：50℃×12h
  • ＊評価条件　密着性碁盤目試験：○＝100/100　○△＝99～80/100　△＝79～50/100　△×＝49～20/100　×＝19～0/100
  • ※参考データであり、保証するものではありません。

塗膜物性

品名 バイオマス度[wt%]※1 鉛筆硬度 耐薬品性
EtOH IPA MEK 3％NaOH 日焼け止め
クリーム
6BX-002 約13 F ◎ ◎ ○ ◎ ◎
6BX-010 約36 F ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
アクリルポリオール※2 ー F ◎ ◎ ○ ◎ ◎
  • ＊製膜条件　調整条件：バイオマスポリオール/硬化剤 NCO/OH=1/1に調整し、EAcで有効成分30wt％に希釈　
    硬化剤：TPA-100　触媒：U-600(80ppm)　膜厚：約5μm　基材：100µm易接着PET　乾燥：80℃×1min.　硬化：50℃×12h
  • ＊試験条件　鉛筆硬度：JISK5600準拠(荷重750g)　耐薬品性：EtOH、IPA、MEK＝綿棒に染み込ませ100回ラビング　3％NaOH＝綿棒に染み込ませ50回ラビング
    日焼け止めクリーム＝80℃×24h後外観確認
  • ＊評価条件　耐薬品性：◎＝外観変化なし　○＝外観僅かに変化あり　△＝完全に白化　×＝溶解
  • ※1 樹脂中のバイオマス度(理論値)　※2 当社従来石油由来アクリルポリオール
  • ※参考データであり、保証するものではありません。
法規制について
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