大成ファインケミカル株式会社

CSRの取り組み

安全・品質への配慮

安全と品質は、事業活動の原点であると考え、最優先の事項として活動を進めています。

安全・品質・環境・事業継続計画(BCP)の全社マネジメント

当社は、2007年に企業活動による影響として七つの課題を設定しました。企業としてバランスのとれた活動を行うことを目的として品質マネジメントシステム(QMS)を有効活用しています。内部品質監査では、システム監査以外にも安全・衛生、環境、リスク管理を監査項目に設定して監査を行うことで、「経営の質の向上」に取り組んでいます。又、現在までの活動を集約することと更なる「安全・衛生」の向上に向けて、「リスクアセスメント」体制を構築し活動しています。

新小岩事業所停電時対応訓練(発電機起動)(2019年12月)
新小岩事業所停電時対応訓練(発電機起動)(2019年12月)

安全・品質改善活動(樹脂事業)

樹脂事業部では、事業活動に合わせた「品質方針」を定め、安全で高品質な事業活動に努めています。

品質方針
  1. 社会的規範と法を順守し、継続的な収益の維持とステークホルダーへの適正な配分や対応を行います。
  2. 市場のニーズを常に把握し、それに対応した製品の企画開発力を持ち、開発した製品を、安全且つ効率的に製造・提供し、お客様満足を向上させます。
  3. 革新的な技術によって、高機能・高品質な ONLY ONE 製品を開発します。
  4. 従業員の安全・健康・育成に投資し、お客様や社会に継続的に貢献できる組織にします。

大成フィンケミカル株式会社
樹脂事業部 事業部長
黒川 聡

安全・衛生改善活動

当社では、「設備と作業の点検、改善」をスローガンに毎年度「重点項目」を設定して、活動を進めています。又、安全・ 衛生に関わる不具合をヒヤリハット報告、製造班単位、安全衛生委員会、品質パトロールで抽出を行いながら改善担当チーム・担当者と優先項目を決めて改善を進めています。

「安全・衛生改善件数」

安全・衛生不具合件数と改善率

品質改善活動

生産阻害に関わる不具合を製造班単位、安全衛生委員会、品質パトロールで「抽出」を行いながら改善担当チーム・担当者と優先項目を決めて改善を進めています。

「品質(阻害)改善件数」

「品質(阻害)不具合抽出件数と改善率」

生産の改善活動

生産部門を主体に5Sの推進をはじめ、「無理、無駄、ムラ」の排除やリスク低減活動を中長期、年度計画で明示し、グループ単位や班単位や関係部署と連携して「安全でロスを減らし安定した品質」の提供を目指して活動を継続しています。これらの活動は、隔月で行われる製造グループ報告会で問題点の解決方法や成果を共有化しています。また、現在までの活動を振り返りながら、専門家のお力をお借りして、組織生産性を高めるため「I to (Inovation of taisei original)プロジェクト」を2020年2月にキックオフいたしました。

改善事例

「I toプロジェクト」では生産性向上とオペレーター教育期間短縮と2チームに分かれて各KPIを設けお互いに協力をしながら活動してきました。生産性向上では各人の日々の各作業がBM(ベンチマーク)通りに実施出来たかを振り返ることにより、BMより作業が短い人の作業方法を聞き、この作業方法に問題は無いか討議したうえで作業方法の統一を図る、遅い場合は、何が要因なのかを解析をしてこの要因を取り除くようにすることで生産性向上が出来ました。オペレーター教育期間短縮については、これまでのオペレーター教育は作業手順書とOJTにて行っていましたが、日常携わることの多い32種類の工程を画像や動画を織り交ぜた作業マニュアルの作成しました。結果、教育期間中の作業者が実際に行う作業前に確認が出来るようになった事で教育期間の短縮が出来ました。改善された時間は、更なる改善・勉強会・外部講習への参加などに活用しています。

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